日本酒LAND ~おすすめ つまみ ランキングも~

日本酒のすばらしさを一人でも多くの人に!

「あれ?このお酒いつ買ったんだろう・・・」 日本酒の賞味期限ってどのくらい?

せっかく栓を開けた日本酒が期待したほど美味しくない?

日本酒好きにとって、お店でおいしく飲むのはもちろんですが、好きな日本酒やレアな日本酒を手に入れて、それを自宅で眺めるのも至福の時ですよね。

ニヤニヤ眺めてしまうのは、チョット変態でしょうか・・・(笑)

 また、それを特別な日に開栓したりするのも良いですよね。大切な方との記念日に、頑張っている自分へのご褒美に、何でもない日に無理やり理由をつけて開けるのもよしです。(笑)

酒瓶2つの画像

特別な日にも日本酒は大活躍します

でも、そのタイミングにせっかく開けた日本酒が「あれ?思ったより美味しくないな・・・」という経験はありませんか?

元々、自分に合わないお酒だったのかもしれませんが、ひょっとすると保管状況が悪かったという可能性もありますよ。

 

日本酒にはそれぞれにあった保管方法が

まず自分が購入したお酒の種類によって保管方法が異なる事を認識しましょう。

日本酒は”火入れ”と言って殺菌処理の為に2回、熱入れをされたお酒が殆どですが、中には生酒生貯蔵酒といった火入れ作業を施していない、あるいは1回しかしていないというお酒も多く存在します。よって、その種類によって劣化スピードが異なるわけです。おいしくいただくためには、品質が保たれる期間をある程度把握し、それぞれに合った保管方法で開栓の日を迎える必要があります。

近年では、そのフレッシュ感が人気で、生酒があらゆるところで手に入るようになってきました。 

 

 火入れ酒の保管

まずは基本的な日本酒の保管からです。火入れ酒か生酒かの判断は、酒瓶のラベルに表記してあるケースが多いです。”生””生詰め””1回火入れ”などの表記がされておらず、”要冷蔵”と記載されていない場合は、ほぼ基本的な火入れ酒(2回火入れ)と思われます。裏面もよく見てください。

火入れ酒の保管について注意したいのは2点です。それは「紫外線」「温度」。よく「冷暗所で保存してください」とうたわれていますが、それはこの2点が防げるから。

日本酒は紫外線を浴びると”日光臭”が発生し、風味を損ねてしまいます。日本酒の瓶に色がついているのは正にこれを少しでも防ぐためです。

紫外線と言っても太陽だけではありません。蛍光灯など家の灯りも含めて日本酒にとっては天敵になります。

あとは温度です。こちらも冷蔵庫とまでは言いませんが、なるべく温度は低めで上下があまりない場所での保管が好ましいです。高温にさらされ続けると、”老香(ヒネカ)”と呼ばれる独特の香りが出てしまいます。

そして日本酒の保管はなるべく立てて保管してください。栓が金属の場合、特に劣化が進んでしまいますし、空気に触れる範囲が多くなればなるほど、これも劣化が進んでしまいます。

 

 生酒・生貯蔵酒(1回火入れ酒)の保管

冷蔵庫での保管が必須になります。生酒は殺菌処理である火入れ作業が施されていません。つまりはお酒の中にある酵母をはじめ様々な菌がまだ生きた状態という事。それらが活性化してしまう温度に晒すと、味自体が変わってしまう恐れがあるわけです。

また、細かい事を言うと冷蔵庫の光も避けるに越したことはありません。(新聞紙などで瓶を囲って保存する方法もあります)更にはドアポケットでの保管も常にお酒が揺れてしまう環境になる事からおすすめできませんね。

  

 吟醸酒の保管

火入れか生だけではありません。吟醸酒大吟醸、純米吟醸、純米大吟醸も)についても注意が必要です。こちらも冷蔵庫保存が推奨されています。吟醸酒の特徴は、吟醸香とよばれるその華やかな香りですが、これが熟成が進むにつれて薄れてしまうわけです。繊細な吟醸香を保つためにも、一定の低い温度で保管する事を強くおすすめします。

あれ?じゃあ殆どが冷蔵庫保存になるのでは・・・そう、究極はそのほうが良いという事ですね。

日本酒の種類などについてはこちらに纏めています。一緒にご覧ください。

sakebuzz.bar

 

では、賞味期限は?

食品を買ったり、食べたりする際に我々はこの”賞味期限”を気にしますよね。(しない人もいるか・・・)この賞味期限とは、「これを超えたら腐って食べられませんよ」ではなく、「この期間中はおいしく食べられることをお約束しますよ」という、目安的なものです。 

こういう考え方だから、冷蔵庫中の賞味期限切れが多いのだろうか・・・(笑)

 日本酒には実は賞味期限の記載がありません。(ビールなどにはついていますよね)そのかわり、製造年月の記載が義務付けられています。

日本酒は基本的に賞味期限が無いともいわれます。これは酒内のアルコール自体に殺菌効果がある為で、正しい保管方法をとれば長期的に保存する事が出来るという事になります。(開栓前であれば健康上の問題はないという事です。アルコール度数の高いブランデー・ウイスキーなどの蒸留酒は、更に長期保存が可能です)

ただし、美味しくいただくための期限的なものは存在します。これは蔵によっても考え方が違いますし、諸説ありますのであくまでも一般的な目安として記載させていただきますね。

  • 生酒(要冷蔵品)⇒1~3か月
  • 生酒(常温流通品)⇒8か月 ※酵母や火落菌などが完全に濾過された商品
  • 純米酒・吟醸酒・生貯蔵酒(1回火入れ)⇒9~10か月
  • 本醸造酒・普通酒⇒1年

※あくまでも開栓前の段階での基準値です。開栓後はなるべく早くが基本になります。

こう見ると期限はないものの、おいしく飲める期間は意外に短いとも言えますね。特に生酒はやはり早めにいただいたほうが良いという事になります。

 

まとめ

という事で日本酒の賞味期限について考えてみました。重ねてになりますが、これはあくまでも基本です。その通りの保管方法がとれなかったり、開けるのが遅れたりはよくある事です。

また、例えば少し熟成する事でまろやかさが増し、自分好みになるお酒があったりもしますし、極端に言うと開栓後2~3日置いたほうがうまみが増して・・・という話もよくあります。

魚や肉なども熟成させると美味しかったりしますもんね。

ただ、紹興酒に近しい味を求めて自ら日本酒を熟成していた時期がありましたが、やっぱりプロが醸した熟成酒と雲泥の差がある事に気づいて 今ではやめています。

自己責任の元、そして基本的な知識を備えたうえで色々アレンジを加えるのも良いですが、やはりプロの方々が心を込めて作ったお酒です。蔵が一番うまいという時期においしくいただくのが一番良いのだと思います。

 

応援宜しくお願いします。「ポチッ」で管理人が泣いて喜びます。

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村


日本酒ランキング