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ん?蕎麦と合う? 日本酒と蕎麦の切っても切り離せない関係

日本酒に合わせる”つまみ”について

酒の肴、日本酒の”あて”というと、皆様は何が思い浮かびますか? 塩辛?冷奴?するめ?

日本酒の”あて”には、塩気のあるものが基本的には合うと言われています。が、昨今の日本酒は、当ブログでもご紹介してきた通り古来からの「日本酒」という枠にとらわれない様々なタイプの物が登場しており、この”あて”についても従来のイメージだけに当てはめるべきではなさそうですよね。

実際にフレンチやイタリアンとのマリアージュをはじめ、中華洋食との相性も決して悪くない。日本酒に好みがあるように、その”あて”に関しても様々な種類のものを好みに合わせて楽しむ。そんなフリースタイル的な形に変わりつつあるのだと思います。

私が個人的に好きなのは、チーズです!濃い目のチーズと日本酒をワイングラスで楽しむのがベストですね!

 

蕎麦居酒屋という業態

このような状況下で個人的に気になるのが、古くからある居酒屋業態です。焼き鳥海鮮、天ぷらであったりお店ごとに看板メニューがあるケースが多いですよね。その日の気分や好みによって、お店を選んでお酒と一緒に料理を楽しむ。(もちろん、店主との会話やお客さんたちとの交流も大きな選択要素ですが)

その中で、今回は”蕎麦居酒屋”という業態にクローズアップしてみたいと思います。この蕎麦居酒屋、Webで検索してみると思った以上に出てきますね。

 

ざるそばの画像

エッジの効いた蕎麦はおいしいですよね

”あて”ではないよね・・・

 この蕎麦居酒屋をなぜピックアップしたかというと、「そういえばつまみとして蕎麦を頼んでいないな・・・、あまり合う感じもしないし・・・」と思ったから。

実は私は通い続ける常連店があるのですが、居酒屋やバーではなく、蕎麦屋なんです。もうかれこれ6年以上のお付き合いで、オーナーにも仲良くしていただいているのですが、ここは昼は立ち食い蕎麦屋夜は日本酒と蕎麦の居酒屋に業態変更します。私は日本酒はもちろんですが、蕎麦も大好きです。が、蕎麦を食べたいときは昼に伺いますし、夜は殆ど蕎麦を注文しません。(さんざん日本酒を楽しんだ後にお腹がすいていれば・・・注文します)

そもそも、日本酒に限らず麺とお酒を合わせるというイメージが湧かないんですよね。

まあ、そんな事まで深く考えず、「楽しいから」「美味しいから」で毎週通っていたのですが・・・(笑)

 

 ちなみに通っているお店はこちらです。

www.yensoba.com

のど越しのいい蕎麦にゴマの風味・ラー油がピリッと効いたゴマつゆざるがおすすめです。オーナー厳選の美味しい日本酒も楽しめます。(いまや某人気グループの聖地と化しているのですが。。。)

 

 とはいえ、先述の通り蕎麦と日本酒をウリにする蕎麦居酒屋は多く存在しています。そこには古くからの切っても切り離せない関係が存在していました。

その辺の理由が解ると、今後襟を正してお店に向かわなければならないですかね(笑)

  

蕎麦屋が日本酒を出す理由

 蕎麦居酒屋が定着した理由は諸説ありますが、一番うなずけるのは、蕎麦を提供するまでの待ち時間に日本酒を提供していたという説。

話は江戸時代までさかのぼりますが、当時神田橋付近に酒場を作った豊島屋十右衛門がお酒と料理を一緒に提供するという今の居酒屋業態を作った人物と言われます。その際に注目されたのが蕎麦。当時、江戸の民衆に人気であった蕎麦を日本酒と一緒に提供する事で、その需要を高めたと言われています。 

どうして蕎麦と日本酒なのか?当時、蕎麦は冷蔵技術などが無いため作り置きが出来ず、注文が入る都度切って茹でて・・・と提供していた模様。もちろん、かなりの時間がかかります。この待ち時間に日本酒と簡単なつまみを提供して、堪能していただいたうえで蕎麦が提供されるという仕組みを構築したわけです。

これってかなり合理的なシステムですよね。この十右衛門さん、かなり経営センスがあったと思われます。

この流れから全国的に蕎麦と日本酒というスタイルが定着したわけです。

ちなみにこの豊島屋十右衛門、現在、東京都東村山市に蔵をかまえる豊島屋酒造の初代なんです!「屋守(おくのかみ)」などで有名ですね。

 

 

toshimayasyuzou.co.jp

こういったルーツをたどると、そのお酒に対する向き合い方が変わりますよね。深みが増します。

 

蕎麦居酒屋では蕎麦はつまみではない?

これ、結論から言うと人それぞれです。実際に、蕎麦をあてに日本酒を楽しむ人もいます。例えば茹でたての新蕎麦に塩を少しだけまぶし、日本酒と楽しむと本当に美味しいです。また、熱燗との相性もいいですね。

ですが、蕎麦居酒屋ならではのつまみというのも存在しますので、もしラインナップにあるのでしたらそちらを楽しんでから蕎麦を締めでいただくというのが、おすすめの楽しみ方になるのでしょうか。

出し巻き卵そばがき蕎麦みそなどがその代表ですし、”ぬき”と呼ばれる蕎麦の各メニューを蕎麦を除き、具材とかけつゆだけで提供されるようなメニューがあればこれも良しです。(締めはざるかかけのシンプルな蕎麦ですね)

それこそ楽しみ方は人それぞれですので、色々な形で蕎麦居酒屋を堪能したいものですね。

 

蕎麦におすすめの日本酒

せっかくですので、少しだけ蕎麦にオススメの日本酒をご紹介します。

洌(れつ)小嶋総本店(山形県)

「東光」で有名な蔵です。画像は純米大吟醸ですが、このお酒は燗が最強(燗専用のオレンジラベルがあります)。こればかり飲んでいた時期がありました。。。(笑)

 

文佳人 アリサワ(高知県)

高知のお酒だけあって、基本辛口ですが、本当に料理の邪魔をしない綺麗な酒質です。

これも燗がうまいですね。かなり印象が変わり柔らかくなります。

 

さいごに

という事で、今回は蕎麦居酒屋についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。個人的な感想としては、「本当に奥が深い」という事。色々な理由があって伝統は守られるわけで、表面的な見方では判断できないという事がよくわかりました。

しかし、これらのルーツを知った私。今後、常連店に伺った場合は、締めの蕎麦を楽しませてもらわないと。。。しかし、全部食べられるかが心配です。

 

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