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”〇〇正宗”って日本酒多いですよね ところで「正宗」って何?人?誰?

正宗というと

そういえばそうですよね。日本酒、「〇〇正宗」って多すぎやしませんか?特に地域限定というわけでもなく、日本全国で使われていますよね。

それに正宗って何やねん?誰やねん?という事ですよね。私のようなおじさん世代はおそらく「独眼竜政宗(伊達政宗)」が真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか。漢字が違うんですけどね。。。

伊達政宗の銅像画像

カッコいい、強いエピソードの多い伊達政宗

幼いころに疱瘡で右目を失い、隻眼となった事、そして竜のように強い事から「独眼竜」と呼ばれ、戦国時代に東北の雄として活躍した武将ですね。

管理人少年が小学生の頃、NHKの大河ドラマになっていました。ハリウッドスター渡辺謙さんが主演でしたね。

ですが、どうやら伊達政宗とは関係なさそうなんです。。。

では、次に考えられるのは、あの名刀「正宗」では?というところでしょうか。「正宗」とは鎌倉時代末期から南北朝時代初期に活躍した刀工の事で、正宗の作った刀には数々の逸話や伝説が残されています。日本刀の代名詞的存在として語り継がれると共に、後世の刀工へも大きな影響を与えたと言われています。

これらにインスパイアされてという説もありますし、そのイメージからお酒の味が構築された事もあるようですが、完全には正解ではありません。ちょっとだけ正解という感じ。戦国系の歴史が好きなアナタ、ごめんなさい・・・。

ちなみに伊達政宗とつながりの深い日本酒は実在します。宮城県仙台市に蔵をかまえる伊達家御用蔵、仙台伊澤家 勝山酒造の「戦勝政宗」です。味は意外にも甘めで梨のようなフルーティーさもありますが、しっかりキレてスッキリ飲めるお酒です。何より、瓶がかっこよすぎで、ファンならずともコレクションしたくなりますよ。

www.katsu-yama.com

 

どのくらいの正宗があるの?

なぜ正宗が多いかの前に、一体どのくらいの正宗があるのか?気になるので、調べてみました。

何と確認できているだけで150銘柄ほどあるようです!スゲー。

やはり全国にまんべんなく〇〇正宗があるのですが、兵庫県がどうやら一番多い模様。この辺りの理由は、後述でお分かりいただけると思います。

しかし、全て〇〇正宗という名前になりますので、何が何だかわからなくなってきますね。。。

面白いところでご紹介したいのが、「スキー正宗」!150ある正宗兄弟の中でも、ひと際輝く名前ですね!キワモノ臭がプンプンとするのですが、どんなお酒何でしょうか。

スキー正宗画像

これがスキー正宗だ ※武蔵野酒造HPより

 

スキー正宗 復刻版

こちらは復刻ラベル ※武蔵野酒造HPより

新潟県上越市に蔵をかまえる武蔵野酒造のお酒です。スキー正宗の名前の由来は、「スキー発祥の地」という事から。それまで使用していた「越山正宗」から変更して名づけられました。(スキーは、蔵の位置する旧高田市にオーストリアの軍人であるレルヒ少佐より初めて伝えられたと言います。)

昭和2年につくられたスキー正宗ですが、戦時中はカタカナが敵性語扱いを受けてしまうため、「寿亀」と表記してスキーと読んだようです。

この蔵の面白いのは、限定酒ですが、この商品から波及した「スノボ正宗」「スケボ正宗」「サーフ正宗」 があるという事。こんなユーモアあふれる蔵のお酒、試してみたいものです!

この流れだと、スポーツ全般行けそうですね。ボウリング正宗とかどうでしょうか。。。

 

www.musashino-shuzo.com 

 

ではなぜ正宗が多いのか?

やっと本題ですね。諸説ある話ですので、この話がすべてではありませんが、有力な説としてはこうです。

 時代は江戸までさかのぼります。兵庫県灘の山邑酒造6代目山村太左衛門は、新しく生み出した酒の命名に困っていたそうな。ある時、山城国(現代の京都や滋賀あたり)にある元政庵 瑞光寺の住職を訪ねた時に、机上に置かれていたのが、「臨済正宗」という経典。この経典を見た太左衛門は、”正宗”の文字に注目します。

「正宗(セイシュウ)は清酒(セイシュ)に似ているじゃん」軽っ・・・

という事で、新しいお酒の名前は「正宗(セイシュウ)」に決まったわけです。が、この正宗はセイシュウと呼ばれるのではなく、マサムネと誤読されて広まってしまいました。

当時、西の高い技術で醸されるお酒は「下り酒」として江戸の街でも大ヒットしていたところ。瞬く間に全国に銘酒として広まり、各蔵がそれにあやかって挙って「正宗」を名乗っていったという事です。

ちなみに、商標登録を急いだ山邑太左衛門ですが、申請時は既に「正宗」が清酒の代名詞になっており、認められなかった模様。よって、山邑酒造は「桜正宗」として登録したようです。

 

管理人がおすすめする”正宗”

150銘柄全て飲んだわけではありませんが、おすすめできる正宗はこちらです。

山形正宗 水戸部酒造(山形県)

キレの鋭さはもちろんですが、柑橘系のフルーティーさも素晴らしいです。程よい酸もこの銘柄の特徴ですね。

 

楽器正宗 大木代吉本店(福島県)

言わずと知れた人気酒ですね。説明の必要がないレベルです。アル添酒もハイクオリティ且つハイコスパ。 

 

白隠正宗 高嶋酒造(静岡県)

「干物に合う酒」がコンセプトの蔵だけあって、渋めのタイプです。常温だとどっしり来ます。苦みも特徴的ですね。

 

山丹正宗 八木酒造部(愛媛県)

愛媛自体が淡麗系が多い気がしますが、こちらもスッキリストレートに楽しめるお酒ですね。海の幸、特に加熱系に合わせるのが好きです。

 

さいごに

という事で、日本酒の「正宗」がなぜ多いのか、調べてみました。コレ、覚えておくと意外と「へえ~」っとなる話ですので、良いと思います。

そもそも、日本酒に「正宗」が多い事を知っているという強者(つわもの)が対象ですが・・・(笑)

また、こういった視点で物事をとらえるのも面白いですし、見聞が広がるのも嬉しい事です。(スキー正宗とか知りませんでしたし・・・)まだまだ、飲んだ事のない正宗がありますので、今後積極的に飲んでみたいと思います。

酒米とかも気になる事がありますし、このような感じで今後も色々と調べて行きたいと思います。

 

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