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エヴァンゲリオンとのコラボも好評 日本酒を飛躍的に広めた”獺祭”の功績は計り知れない!

「獺祭」と聞いて思い浮かぶのは

「獺祭」。紛れもなく一世を風靡した人気銘柄です。そして、日本酒好きならほとんどの方が口にした事があるはず、いや、日本酒道の入り口になった酒という方も多いかもしれません。

獺祭 画像

獺祭といえば磨き二割三分 ※旭酒造 公式HPより

しかし、多くの日本酒好きが現状、この「獺祭」を正面から評価していないのも事実です。「以前ほどおいしいと思わない」「獺祭は量産をすすめて味が落ちた」というような声を界隈から耳にします。

世間に出回るようになると”プレミアムなお酒”という概念が無くなり、いわゆる”通”ぶる事が出来なくなるんですよね。これって結構大きい。やはり日本酒好きを語る以上は、レアな酒について詳しくありたい、レア酒を好きと言いたいという感情は少なからずあるはずです。管理人はどうかって?もちろんありますよ、やっぱり。これは獺祭に限ったことではありません。プレミアム日本酒でさえ、有名になりすぎると、他のマイナーで特別な日本酒を探したくなるものです。

これって「自分だけが!」的欲求ですよね。「わしが育てた」とか、日本人大好きですし。

そういった概念を抜きにして、真正面から正当な評価を下さないといけないと改めて思った次第です。

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獺祭の歴史と功績

「獺祭」を醸すのが山口県の”旭酒造株式会社”。1770年に創業、主力銘柄として「旭富士」を醸し地元中心に展開してきたが、1990年に「獺祭」を発売。以降、約20年で500%増という急速な成長を遂げ今に至る。また、海外の日本酒ファンからも代名詞的存在と認識されており、世界30か国以上へ展開。現在もアメリカニューヨークに酒蔵を建設中で、コロナ禍で少し遅れるも2022年に開業予定。日本酒蔵のグローバル化が進んでいる中、その先駆者・代表蔵として世界戦略をすすめている。

そう、元々は山口県の小さな蔵だったわけです。しかも現会長の桜井博志氏(当時3代目蔵元)が父親の後を継いだ1984年当時は、売上は下降線をたどり続け前年比85%まで落ち込み、まさに倒産寸前だった模様。世の中に求められているのは「酔うため、売る為の酒」ではなく「味わう酒」であると、打開策として6年間吟醸酒の開発に注力します。そして1990年、50%、45%精米の純米大吟醸酒「獺祭」を発表し東京進出を果たします。2年後には獺祭のシンボルである「磨き二割三分」を誕生させ、その存在は揺るぎないものに。以降の活躍はご存じのとおりです。

もちろん、品評会などでも数々の栄冠を獲得していますが、最も大きな功績は日本酒ファン層の拡大でしょう。日本酒の概念を覆す圧倒的な飲みやすさは、日本酒ファンの新規開拓に大きく貢献しました。

常に最先端を行く業界のリーディングカンパニーとして、現在では更なる世界進出と共に、杜氏に頼らない、まさにオートメーション化された日本酒工場として品質の高い純米大吟醸酒の四季醸造(通年生産)による大量生産に取り組んでいます。

「真においしいお酒は、誰が飲んでもおいしいお酒」通でなければわからないのは本当においしいお酒ではないという考え方は大いに共感できるところです。

ちなみに「獺祭」の意味は、旭酒造所在地の獺越地区から来ています。この獺越の由来は「川上村に獺(カワウソ)がいて、子供を化かし当村まで追越してきた」という事から。獺は捕らえた魚を岸に並べる習性があり、これを獺祭魚と呼ぶ事が語源のようです。

最近ではこのコロナ禍における酒業界への政策対する意見広告が話題になりましたね。色々考えさせられる内容でした。

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幅広い展開

「獺祭」の功績として”新規層の開拓”と書かせていただきましたが、おいしい日本酒としての直接的な開拓だけにとどまりません。TVなどのパーソナルメディアをはじめ、様々な分野とコラボレーションを重ね、獺祭だけでなく、日本酒の認知度を飛躍的に高めてきました。

代表的なものが、大人気アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションです。人気登場人物である葛城ミサトが「獺祭好き」ということで、部屋に瓶がたくさんあるのですが、これに関して公式コラボレーションがたくさん実現しています。

葛城ミサトの画像

まあまあ、飲み散らかしてますね・・・。 ※旭酒造公式HPより

最近では映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とのコラボで、獺祭ストア銀座がエヴァ一色になっていました。(コロナ拡大により早期終了)

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その他にも、漫画「島耕作」とのコラボも有名ですし、ユニクロ店舗オープンの鏡割りは獺祭(ユニクロ創業者の柳井さんは山口県出身)でした。そして、モスバーガーとの商品コラボも有名ですね。更には世界的なデザイナー故山本寛斎氏アナ・スイとのコラボなどファッション業界、Jリーグガンバ大阪とのコラボなどスポーツ界とも連携しています。

コラボレーション、一つ一つの質が高い印象を受けます。非常にプロモーションがうまいですよね。

 

最上級の獺祭

さてご紹介して来ました「獺祭」ですが、やはりそのハイエンドモデルが気になるところです。「獺祭」のラインナップの中で、現在最上位モデルとされるのは「獺祭 磨きその先へ」。登場の背景としては様々な要素があるも、海外進出にあたりワインとの競合が避けられない実情が元となったようです。流通ニーズとして高価格帯商品への要望が強くなった事から、”実質の伴った高級酒”を二割三分を超えるというコンセプトの下で作り上げたお酒になります。また、これを究極とせず、更なる挑戦を続けていくとの事。獺祭らしいスタンスだと思います。

獺祭は磨き二割三分まで。このお酒は飲んだ事がありません。飲むチャンスがあれば嬉しいですが、お値段もなかなかのものです。

 

高コスパな獺祭

では逆にエントリーモデルの獺祭はないのか?もちろん、あります。「獺祭 等外シリーズ」です。正確に言うと「獺祭」のエントリーモデルではなく、「獺祭 等外」という別ジャンルに分類するべきかもしれません。この等外は、精米歩合30%と23%の2種類で展開。通常の獺祭と遜色ない磨き・製法ですが、使っている米が等外、つまり等級がつかない米でつくられているのです。「獺祭」の製造には全国の酒造好適米”山田錦”が使われるのですが、その山田錦の中にも粒揃いや透明度などで等級が付かない米があり、それを等外米と呼びます。等外米は酒造りに適さないと言われていますが、それを獺祭では70%以上削り、見事においしいお酒にしてしまったという事なんです。(等級外の米を使用しているため、純米大吟醸は名乗れませんがスペックは完全に純大です)

通常獺祭の半額近い値段で飲めるにも関わらず、味はちゃんとおいしい獺祭。これは買わない手はないでしょう!

※こちらは公式オンラインストアを含めてWeb上での取り扱いがありません。特約店などでお求めください。

酒販店などでは意外によく目にしますので、購入チャンスは多いと思います。

 

新しい獺祭

発酵食品の一つでもある日本酒は、”百薬の長”といわれ、永く人々の生活に寄り添ってきました。が、技術の革新と共にその要素が薄れつつあります。現在のおいしいお酒というものを失わず、そこを取り戻せないかと挑戦したお酒が「新生獺祭」です。製造過程でどうしても生まれてしまうネガティブな雑味・苦み・えぐみを製造スタッフの試行錯誤でポジティブな”複雑味”に変化させて発売に繋げています。あえて古き良きを表現した”新しい獺祭”の奥深い味わいに注目です。

 

早い者勝ち!限定の獺祭!!

おすすめできる獺祭の一つに「無濾過 純米大吟醸 生 磨き三割九分 槽場汲み」があります。こちらは年2回(3月と10月)、限定販売される大人気酒ですが、当初、量が確保できない為、販売しない方向だったこのお酒の販売が急遽決まったようです。

簡単に言うと、作りたての獺祭。しかも加水しない生原酒を飲むチャンスという事。磨き三割九分の無濾過生原酒バージョンです。予約購入しかほぼ手に入りませんので、興味のある方は急いで予約してください。※リンク貼り付けしますが、売り切れの際はご容赦ください

 

獺祭のラインナップ

さてご紹介して来ました「獺祭」のラインナップです。代表的な物だけピックアップしておきます。

 

さいごに

と言いう事で「獺祭」についてまとめて参りましたが、いかがでしたでしょうか。先入観から「獺祭」を避けていた方も元々お好きだった方も、少しでも興味が湧いた・深まったというようでしたら幸いです。

私個人としては、ひと通りの獺祭は楽しんだうえで、少し距離を置いていましたが、今回記事を作成し、改めて今の獺祭と向き合ってみたいなあと思いました。

さて、今から購入のポチを押してみようと思います。

 

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