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日本酒好きが今更人に聞けない基礎知識その⑥ 「角打ち」って何?

読み方を間違えている方もおおいようですが

「角打ち」。酒販店の一角にかかれていたり、最近増えている「日本酒バー」”角打ちスタイル”などとうたっている場合もあります。

これ、読み方あっていますか?「カドウチ」ではなく「カクウチ」です。ドキッとしたアナタ、明日からシレッと正しておきましょう。

角打ちの画像

角打ちって言葉は知ってるけど・・・。

この角打ちですが最近になって特に目にするようになってきました。「ネオ角打ち」なる言葉も登場し、少しオシャレな意味合いになってきていますね。一体、角打ちとは何なのか。なるべくシンプルに纏めていきたいと思います。

「角」という字は、チョットややこしいですね。「ツノ」「カク」「カド」など、苗字の場合も迷ってしまいます。

 

角打ちの語源

この「角打ち」の由来についてです。これ、元々は「日本酒を升の四角い角から直接飲む」という事から生まれた言葉です。ですが、これはあくまでも言葉の意味。

今でこそ日本酒は瓶で販売されていますが、昔は樽の量り売りが主流でした。その際、升で測って販売されていたようで、その際、買ったその場で飲みたい方が升のまま飲み始めたことから、酒屋の一角で日本酒を飲むことが「角打ち」と呼ばれるようになったわけです。

つまり、我慢できなかったわけですね・・・気持ちはわかります・・・(笑)

ちなみに発祥は北九州地方。八幡製鉄所の深夜労働者が仕事を終え、早朝から酒を買いに酒屋に集まっていた所、その場で酒を飲むようになったとの事。

ただ、最近ではこの意味合いから少し離れ、立ち飲みの居酒屋やバーを「角打ち」と呼ぶケースも増えています。

 

なぜ「角打ち」が良いの?

さて、なぜ今でも「角打ち」が文化として残っているのか?もちろん、メリットがあるからです。そのメリットとは何か?

  1. 飲み比べて購入できる
  2. コミュニティをつくれる
  3. 時間を気にせずお酒が飲める

辺りでしょうか。1が最も優等生的な答えですね。ジャケ買いや妄想買いも楽しいですが、やはり試して「旨い」と思うお酒を買うのが良いですもんね。

そして2ですが「角打ち」というとやはり日本酒好きが集うイメージです。言ってしまえば、少し難易度が上がり初心者には敷居が高いかもしれません。逆に言うと、かなり濃い話ができる人たちが集まるという事。そういったコミュニティを欲している方には最適な場所というわけです。

3は・・・。酒屋の営業時間、つまり「午前中から酒が飲めるぜ、ウェ―イ」という事になります。

ただし、「ネオ角打ちスタイル」をはじめ、最近の角打ちは初心者も全く抵抗なく入れるようなお店が多くなっています。店員さんに色々教えてもらえますので、初心者の方もぜひ挑戦してみてください。

 

角打ちのスタンダード

「角打ち」=「立ち飲み屋」という場合はこれに限りませんが、お酒屋さんの中の「角打ち」というようでしたら、知っておきたい事があります。

あくまでもお酒屋さんの一角での営業という事で、がっつりと飲んで騒いで楽しむという場所ではないという事です。他のお客様に迷惑がかかるような事はもちろんですが、それこそ長居もマナー的には宜しくないと思います。(ちなみに角打ちは「つまみなし」「簡単なかわきもの」程度のアテしか用意されていないと思います)

酔っ払いの画像

間違ってもこんな風にならないように・・・

もし、その場で意気投合した方がいたり、飲み足りない場合は、場所を変えたうえで腰を据えて飲みましょう。あくまでも試飲程度のイメージで臨むとスマートですし、お店にも他のお客さんにも迷惑が掛かりません。

「角打ち」だけでなく、お店の雰囲気を壊さない振舞いは、日本酒を愛する者としてのマナーですね。

 

日本酒のテイスティング

「角打ち」自体を神格化する必要は全くありませんが、日本酒の味を見極めるという部分では、テイスティングという分野に興味を持っても良いと思います。また。テイスティングに対して興味を持ち、基礎知識を身に着ける事で日本酒の楽しみ方の裾野が広がると思います。

利き猪口画像

真似事で楽しんでもいいじゃないですか!

基本的な方法としては、①まず色を確かめます。利き猪口(白地に青の蛇の目が入ったもの)の白の部分で色の濃淡、青の部分で透明度や気泡の確認をします。次に②香りのチェックです。果物などに例える場合が多いです。③そしていよいよ試飲です。少量口に含んで、鼻から抜ける香りを確かめます。ここで同時に舌触りも確認します。そこから全体に広げ、甘み・酸味・旨味・苦みのチェックを行います。最後の余韻も感じると尚良しです。

覚えておきたい言葉としては『上立ち香』『含み香』です。『上立ち香』は日本酒を注いだ時に感じる香りの事。『含み香』は舌の上で転がし、鼻から息を出したときに感じる香りの事です。よくワインも舌で転がしていますが、まさにアレですね。『ジュルジュル』させている様子をたまに見かけます。

本来テイスティングは飲まずに吐き出しますが、我々は飲んでしまいましょう!

でも、「ややこしい事はいいよ」「面倒・・・」という方、多いのではないでしょうか。でしたら、以前の記事でも書きましたがテイスティンググラスから始めてみることをおすすめします。参考記事はこちらです。

sakebuzz.bar

宅飲み用のグラスとしてはサイズも機能面も文句ありません。ご自宅では、色々なタイプのお酒を飲むと思いますし、どのタイプのお酒にも対応できる形は使いやすく、それなりの雰囲気も醸し出す事から、食卓を彩ってくれると思います。やはりテイスティンググラスで飲むお酒はチョット違いますよ。お値段はリーズナブルですし、弱点が見当たりません。

そこで「満足いかなくなった」「もうちょっと上を目指したくなった」という方は、品評会などのテイスティングでも使われますリーデルの大吟醸グラスなどを使われるのをお勧めします。

私はテイスティンググラス派です。もう3代目になりますが、これじゃないとダメです。

 

さいごに

という事で「角打ち」について纏めてみました。最初は読み方の話でしたが、最後は脱線してテイスティングの話になってしまいましたね。。。

「角打ち」のお店が周りに無いという方、Web検索で「角打ち 〇〇区」など地名検索してみてください。結構出てきますし、身近なあの店が意外にも「角打ち」やっていたのか・・・!という発見もあるかもしれません。色々な楽しみ方で、新しい日本酒道を見つけるのも悪くないと思います。

 

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