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知っていました? 日本酒カーストに『特級』『一級』『二級』があったことを

日本酒の分類

日本酒といえば「純米大吟醸」「大吟醸」「純米」「本醸造」などの特定名称酒と呼ばれる中での分類が詳しい方はもちろん、ビギナーの方にも浸透していると思います。※参考記事はこちら

sakebuzz.bar

こちらは決して、ランクを表すものではないのですが、「純米大吟醸」「大吟醸」というと高級酒、「純米」「本醸造」だと普通酒というようなイメージがついてしまっているのではないでしょうか。

あくまでもスペック毎の呼称なのですが、やはり磨きの量によるコストの増減が、価格にそのまま反映されてしまう傾向があり仕方のないところ。実際に吟醸系のお酒を求める方にとっては、高スペックと呼ばれるものであるほど、求める味に近いというのも事実です。

ただ、あえてランク分けするなら、特定名称酒とそれ以外という分け方で、特定名称酒以外を普通酒と呼ぶのが現在の分類です。

スーパーなどに売っている箱酒などが普通酒ですね。

 

日本酒カーストが浸透している理由

もちろん、スペックの高低による価格の増減で高い物が高級酒というイメージが出来上がるのは当たり前ですが、それ以前にお酒をランク分けする文化があった事も、カーストを生み出す大きな一因になっています。

それが昭和18年から行われた『級別制度』です。

お酒はその昔、国の税収においてかなり大きな部分を占めていました。その税収を安定的に得るために制定されたのがこの級別制度なのです。

税収というか、太平洋戦争の戦費に充てられていたというのが事実なんですよね。。。

昔は精米歩合や製造方法などの開示義務が無く、この級別制度の表記を基に、人々は『良い酒』を判断していた模様。この級には『特級』『一級』『二級』があり、『特級』『一級』が高級酒と認識されていました。

時代によっては『4級』まであった時もありました。

 

級別制度の仕組み

さてこの『級別制度』。仕組みはこんな感じです。国税庁が行う酒類審議会が行う階級審査に酒蔵が任意で提出。そこで承認を受けたものが良い酒、いわゆる『特級』『一級』を名乗れるという、定義もない何とも雑な仕組み

『特級』『一級』は酒税を多くとられます。自ずと売価は高くなりますが、高級酒=おいしいと認識され、高度成長期を中心に販売が進みました。逆にこの審査を受けないお酒は全て『二級』『二級』は酒税が低く売価が安くなりますが、評価されにくく販売が進まないという目論見です。

しかし、ずさんなこのシステムは「審査を受けずに上質なお酒を二級として安く提供できる」という抜け穴があったわけです。

これにより二級酒ブームがおこり、美味しい二級酒が世に出回り人気を博します。この時点で級によるセグメントが機能しておらず、平成4年に制度自体が終焉。酒税は一律になり、今に至るというわけです。

このずさんな方式がここまで永く続いたのも驚きではありますね。

 

旧二級酒

現在ではこの「特級」「二級」などとラベルに記載されたお酒はありません。が、先述した通り、当時の二級酒は審査に通さずに上質なお酒を安く・・・という事で名残はあるわけです。現在では普通酒の分類ですが、それを一部では”旧二級酒”と呼びます。

もちろん、スペック的に決して高い物ではありません。しかし、蔵で伝統的に作られ続けるお酒はやはりおいしいお酒が多く、価格も特定名称酒に比べてかなりおさえられています。

味の系統は、現在人気のモダンスタイルとは真逆のモノが多いですが、芳醇系や旨口系のモノが多く、和食に合ったり、燗にして旨味が膨らんだりと魅力的なお酒です。

これから迎える冬は、鍋などのおいしい季節。こういった旧二級酒を楽しむのも一つかもしれません。

 

北の勝

管理人が仕事で大変お世話になっている北海道の方から教えていただいたのが、「北の勝」。北海道は根室市にある碓氷勝三郎商店のお酒です。こちらの蔵は純米をはじめ吟醸系なども人気で道内ではメジャーな銘柄です。

先日、北海道訪問時に新千歳空港で購入出来たのが、この旧二級酒。4号瓶でしたが1000円しない。リーズナブルだ!!

北の勝の画像

レトロさそのまま ザ日本酒なラベルが良い感じです

味は予想通りのお酒感満載のもの。甘みと旨味の広がりが良い感じですね。最初、冷でいただきましたが常温になって魅力が増しました。

燗にしても良い感じです。サラサラといくらでも飲めてしまう。やはり和食と合わせたくなるお酒です。

これは、普通酒の晩酌はありだな・・・!と思った瞬間でした。

 

 

 

その他おすすめの旧二級酒

上記、「北の勝」以外におすすめできる旧二級酒をセレクトしておきます。ご興味のある方は下記リンクより購入できます。どれも料理と一緒にリーズナブルに楽しめるお酒すよ。

あの黒龍にもあります!!

 

 

 

呉春もありますよ!!

池田酒 呉春 普通酒 1800ml

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これ、有名なやつです!

 

 

 

さいごに

という事で、今回は日本酒における『級』について、纏めてみました。日本酒だとピンとこない方も、「ウイスキーなどで特級を飲むのがサラリーマンの憧れ」といった時代を過ごされた方も多いはず。

このお酒のランク分けというのは、私も行っているように〇〇ランキングなど面白いですが、作り手からすると「う~ん」という部分もあるのかもしれないですね。

どのお酒も蔵人が精魂込めてつくったお酒。スペックなどにとらわれることなく、目の前のお酒と向き合って、楽しみたいものです。

 

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